2007年 03月 02日
3月朔日餅(ついたちもち) |
いよいよ3月になりましたね。
我が家は、実家からもらった桃の花と近くにあった菜の花で設えました。
今日は、昨日実家から届けてもらった伊勢・赤福恒例の朔日餅をUPします。
3月は、桃の節句ということでよもぎの入った草もちです。
もとは、古代中国の禊の儀式が始まりとされていて、日本では、人形(ひとがた)に疫病や穢れ、災いを移して海や川に流すという形になりました。
これがいわゆる「流しびな」なんですね。
桃の花や木には、古来邪気を祓い、百鬼を制する霊力があると言われています。
よもぎは、もともと魔よけ草であり、また早春の萌ぎは女子が母になることを意味した言葉だったそうです。
今回の草もちは、朱色の浄法寺塗されてある漆のお盆に乗せました。
下に敷いてあるのは、この朔日餅を包んであった伊勢千代紙です。
*↓のコメントのお返事、お待ちくださいね。季節ものなので先にUPさせていただきました。
by eikos-cafe
| 2007-03-02 23:58
| 室礼